トップスピンフォアストローク

トップスピンストロークとは

テニス でトップスピンフォアストロークと言ったら若い人達が大きく振りかぶって体の前でワイパーをかけるよな動作の事です。90年代までは無かった打ち方だったので年配の人でやってる人はほとんどいません。

この打ち方をやると何がよいかというと狙ったところに急激に球を落下させるためコートアウトしにくい。順回転が強力な為バウンドした時に予想以上に跳ね上がる。

体全部を使うショットなので、体のどこかが動かないような方は無理に覚える必要はありません。


どこでスピンをかけるのか

●ラケットを持たずに窓の雑巾ふきのようにガラスに手を当ててみます。恐らく中指は12時を指しているでしょう。手のひらをワイパーのように動かし5時を指してみます。そこから半時計回りに8時を指すように手の平を旋回します。肘は自然な感じで曲がっててかまいません。

その旋回がワイパースイングです。ラケットを持って同じような事をしますが薄いグリップの握りでは面の向きが変な状態になります。
トップスピン を使うにはグリップはセミウエスタンかウエスタンを使う必要があります。

確認の為、打点の位置にボールを置いて打点より少し後で17時を指した状態してみます。実際のボールをイメージしてボールの下側から当てていき押し出しながら、一気にワイパースイングをします。下方向から上にこすり上がっていれば成功です。

押し出す加減とスピンの加減でコントロールします。最初は遅くてもいいのでスピンがかかるように練習します。

●ちなみに5時のダウン状態からじゃなく3時から横の押し込みを使いならがスイングする方法をフラットドライブといいます。スピードが落ちにくく、強い球を打つことができます。